サーボモータを使うと電子工作でどんなことができる?

電子工作で動く物を作りたい時は、モーターを組み込む必要があります。一口にモーターといっても、使い方や特徴に違いがあります。電子工作の世界でモーターといえば、回転エネルギーを得るために称する電動式のモーターを指します。モーターは、扇風機の羽や鉄道模型の動力に使用されます。

指定した角度だけ回転して止まるモータは、サーボモータと呼ばれています。90°とか270°のように特定の角度を指定すると、指示された分だけ回転して停止します。このため、サーボモータは制御回路とセットで組み込む必要があります。電子工作でサーボモーターを使うことで、特定の動作をさせるロボットを製作することができるようになります。

ロボットを製作する場合には、部品を動かすだけでなくて動く量を制御する必要があります。サーボモータを組み込めば、アームやレバーを動かしたり指定した量の紐や糸を巻き取るような構造にして特定の動作をさせることができます。サーボモータの制御回路に信号を送るだけで簡単に細かい動きをさせることができるので、いろいろな使い方が考えられます。

サーボモータを組み込むことで、遠隔操作でスイッチを操作させたり、ラジコン式の飛行機や船を操縦することが可能になります。例えば、指定された時間になると自動的に蓋が開いてペットに餌を与える自動給餌器を製作することができます。遠隔操作でカーテンの開閉や部屋の照明スイッチを操作するような装置にも、サーボモータを活用することができるでしょう。もっと実用的な場面であれば、使わなくなったスマホを監視カメラに活用する際に撮影する向きを離れた場所から操作する装置も作れます。電子工作でサーボモータを上手に活用すれば、人間の代わりに操作してくれる便利なロボットを作ることができるでしょう。

サーボモータを使えば精密な動作をすることができるようになるので、電子工作で作れる物の範囲が広がります。回転を制御する回路を組み込むためにある程度の知識が必要になりますが、最初は初心者向けの組み立てキットを使って慣れると良いでしょう。サーボモータを自由自在に使いこなせるようになれば、人の腕や指の代わりに操作してくれる便利なロボットが作れます。

インターネット回線を上手に組み合わせることで、外出中に自宅のロボットを動かすことが可能になるでしょう。スマホで遠隔操作をするようなロボットを製作して、海外旅行中に自宅の家電製品を操作している人もいます。